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catsによるcatsの兵法の2ページ目。
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スタイルの確立

一貫性が大切。

自分がどういう戦術を好むのか、嫌がるのか。
自分がどういう理由で疑いやすいか、信じやすいか。
自分がどういう立ち回りをする人なのか。

自分の『傾向とクセ』を掴むこと。
上記の「自分」を「その人」に置き換えれば、他人の一貫性も掴みやすい。

その人の言動に初日から一貫性があるのか、指針となる軸が何なのか見極める。

※戦術論に関しては「戦術Aは飽きたから今回は未経験の戦術Bをやってみたい」などという思いを秘めた人もいる。
そういう人は後述の「性格矛盾」は起き易い。
しかし、1個1個の村は独立した事象である。
そこまできちんとケアする必要はない。

白要素とは?

個人的な見解/認識としては、大きくわけて2つに分類される。

「人っぽい言動」
「その人が狼とは考えにくい状況」

「人っぽい言動」は個人の判断基準が大きく異なる為、難しい。
あえて人狼BBSの平均的なそれを挙げてみる。

「疑われることを恐れていない様子」
「狼なら目立つから言いにくそうなコトを言う」
「狼が言うにしては気楽に見える発言をする」
「誰とも相談してなさそうな単独臭」

このあたりだろうか。
上記の4点は白要素としてはある程度まで信用できる。
ある程度というのは、上手な狼はこれらの要素ではまず尻尾を出さないから。
むしろこう思われることを狙って意図的にそういう動きをする場合もある。
他の方法(後述)を差し置いてこれらの要素で狼が見つけられるのは、
その狼が手馴れてないか、経験豊富で直感に優れた人くらいだろう。

これらは補足的な白要素にはなりえても、推理の主力にすることは危険である。

では、「人っぽい言動」とは何か。

先述した『一貫性のある発言内容』が筆頭にくる。

終始スタンスが崩れないのは、欲のない村側の人のほうが狼より維持しやすい。
理由は「村人は、狼とは違って正解を知らない」から。

狼には欲やプランがある。
「吊れそうなら今日コイツを吊りたい」
「ここで仲間を吊って霊判定みせれば、私の白要素になる」
「鋭くて吊れない気がするから、せめて占いに当ててパンダか保存食に」
「仲間に吊り占いは当たってほしくないなぁ」
などなど。

その欲は微妙に考察/会話にネジレを生じさせることが少なくない。
比較的、現れやすいものとして、

・占い希望はともかく、吊り希望の理由が強引
・白要素or黒要素の評価の方法/傾向がバラバラ。
・誰をどの程度疑っている/白く見ているかハッキリしない。

など。

「その人が狼とは考えにくい状況」とは?

極端な例を挙げてみる。

「占い師COしたAが後で占い師COを撤回したら占い師が確定した。」

Aが狼ならよほど狩人を見抜くことに自信があるのだろう。
おそらく村人と思われる。

黒要素とは?

これも2つに分類される。
「狼っぽい言動」
「その人が狼だとしっくりくる状況」

前者の一般的なもの。
『視点漏れ発言』──(例)確定情報がないのに「狼はあと1匹だから」などと断定した文脈とか。
『スタンスのブレ』──「一貫性」の欠如と同じ。疑い方や弁明が場当たり的であるなど。
『疑われることに過敏』──狼のほうが村人よりその傾向はある。
『狼探しの姿勢が弱い』──受け身である/自己弁護が多い/情報が増えても考察内容が濃くならないなど。

・村人は基本的には日を追うごとに情報量が増える。
・狼は能力者の誰が狼なのか、灰の誰が狼なのかを最初から知っている。

したがって村人は、狼と村人を見極めるべく与えられた情況(判定と襲撃)の中で質疑応答していくのに対して、
狼はいかにも村人がそうしているかのように振舞う。

このときに持っている情報量の差と村側の仮面をうまく扱えない狼は、その時点の村人なら知りえないことを口走る。
中盤〜終盤で情報量が増えたことにより、推理がカッチリしてきた村人の放つ白さに見劣りする。
あるいは途中で一貫性を維持できなくなったりする。

考察の手法

以下で紹介するいずれの考察方法も、「相手の経験値を予想」して「相手の力量を見極める」ことが精度を高めるポイント。
相手の力量が自分より上か、同程度か、自分以下か、それだけなら大抵すぐにわかる。

5つの考察方法を紹介するが、【ライン考察】はオマケ。基本は【状況考察】【能力考察】【性格考察】【印象考察】の4本柱。

・状況考察
・能力考察
・性格考察
・印象考察
・ライン考察

【状況考察】

重要度:★★★★★
信頼性:★★★★☆

『判定と襲撃』が起点。
考えられるパターンを把握して、その判定と襲撃先にどんな意図があったのか、誰に利があるのか、状況を読む。
負けにくい戦い方をするのに不可欠。
これを村側が怠ると、安易な能力者の決め打ちに走ったり、ただの印象ゲームになって自滅しやすい。

襲撃には間違いなくブレイン狼かLW役の意思が入っている。
『この襲撃で誰が狼なら得をするか?』
『誰が狼ならこの襲撃をせざるをえなかったのか』
それを考えることが重要。

ただし、「状況は狼の残した痕跡」ではあるが、一方で「予測される状況を狼が作る」もまた正しい。
強い狼は間違った答えに村人を誘導するべく、判定や襲撃を考えてくるので難しい。

【能力考察】

重要度:★★★★☆
信頼性:★★★★☆

別名、力量考察。
発言からその人のキャリア(戦歴)・実力を推測して、内容がそれと差異/違和感がないか、「能力矛盾」をチェックする。

村人より多い情報量を隠し持つ狼がボロを出しやすい部分でもある。
ただし、熟練者のポカミスや、相手への過大評価がこの考察の精度を落とす弱点もある。
しかも自分自身にバックグラウンドのない若葉マークのうちは難しい。

【性格考察】

重要度:★★★★☆
信頼度:★★★☆☆

勝手に他人の性格を決め付けてそれを材料にする(笑)
「性格矛盾(傾向/心理矛盾)」をチェックする。
その人の好む(と思われる)方針/戦術に対して、実際の発言傾向や希望が一致するか。
占いや吊り希望の挙げ方とその理由に対して、特に効果を発揮しやすい。
また、終盤まで勝負がもつれたときに序盤中盤をこの点を意識して読み返すと新たな手がかりが見つかるかも。

──慎重派 or 大胆派?
──会話型 or 考察型?
──状況重視 or 印象重視?
──占い師重視 or 確定霊重視?

こういうスタンスの差を理解/推測しておかないと水掛け論になりやすい。

細かい反応や言葉の使い方がその人らしいか、尤もらしい心理・感情の変化が見受けられるかもこの【性格考察】の一種。
感情とその流れがあまり見えないと「人間っぽくない印象」に落ち着くことが多い。

【印象考察】

重要度:★★★★☆
信頼度:★★★☆☆

「なんとなく」直感で目星をつける方法。
場合によっては消去法的用法も。
しかし案外頼りになるこの「印象」という直感。
手馴れてない狼ならこれだけで簡単に見破ることもできるし、能力者真贋もなんとなくわかったりする。要経験。
「人っぽい」と「狼っぽくはない」は似て非なるものだし、「黒っぽい」と「狼っぽい」もニュアンスが微妙に違ったり。
個人的には能力者内訳の見極めをこの手法重視でやると大抵当たる。
村人が白いだけで、潜伏狼は相対的消去法で黒く浮かび上がってしまうので消去法は有効。

余談だが、
「人当たりの良い人・気遣いのできる人」
「頑張って発言している人」
「自分の好きな能力者像にマッチする人」
などに対して持つ【好印象(好感)】はただの好き嫌い。
それを能力者真贋や白黒の判断材料に使うと目が曇る。
役職に関わらずその人はそういう人である可能性が高い。

【ライン考察】

重要度:★★☆☆☆
信頼度:★★☆☆☆

「確定狼から、生前は誰がつながっていそう/仲間じゃなさそうか見る」、
あるいは「灰同士のつながりを見る」手法。

ライン丸出しの狼であれば、そこから芋づる式に白い狼すら吊れる可能性もあるがオススメ度は低い。

この手法を使うのであれば「激しく切っているか」ではなく、「切り方(切られ方)のタイミング・理由・他への疑いとの温度差」に着目する。

「激しく言い合ってた(る)からAとBはラインが切れてる」も疑わしい。

鍛えられた狼は『一貫性』を保つ為に、仲間であっても黒く見えれば本気で吊りに行く。
力量ある狼が、自分のスタンスを崩さずに本気で吊りにいってるのだから、そこに強引さは生じない。

ライン切りはしっかり切ってこそ効果があるから狼もやる。

強い狼は村人の行動すらも仮想ライン切りのように仕込む。
ラインを切らないというラインの消し方もある。

ライン考察の鉄則。
『自分より強い・上手い狼からラインを読もうとしない』

ライン考察をするのならヘタな狼から辿るべき。
自分より強い狼からは読もうとしないこと。