【人】 【狼】 【墓】 【全】 (村の更新時間: 7時00分)
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本陸が異常な濃霧に包まれ放棄される事となる、数日前。
本国の片隅にひっそりと存在していた、通称【星狩りの村】には、まだ美しい星空が広がっていた。
教会の裏の丘に登れば、頭上に一面に広がる降るような星空。それがこの村の小さな誇りだった。
夜空を見上げ星の物語を語る穏やかな神父、その声に静かに聞き入る少年少女。
夢中になっていつまでも眠ろうとしない少女の世話をかいがいしく焼く執事の老人。
手に謎の人形が取り付いた女将の経営する宿は、村人たちの集会場でもあった。
陽気に酒を煽りながらはしゃぐ村娘、彼女に恋する純な農夫。
料理の好きな気さくな青年が厨房に出入りし、魔法の商品をバックに詰め込んだ商人や
白い大きな犬を連れた不思議な風貌の旅人も訪れる。
酒を振舞うきっぷのいい村長や、ミルク好きの白い肌の木こり、ウッカリ者のならず者もいつもこの宿で夜を明かした。
村で一番の繁盛を続けるパン屋の青年は、毎日忙しくパンを焼き、羊飼いの娘はのんびりと野を歩いた。
いつもとなんら変ることない平和な村の風景がそこにあった。
その恐怖が訪れるまでは。
村人の中に潜んでいた人狼の覚醒。
それまでは自覚する事無く平凡に暮らしていた村人の数名が、突然己の宿命の血に気付いたのだ。
沸き起こる飢えと欲求の矛先は、真っ直ぐに今まで同朋であった村人に向いた。
襲撃が始まる。
最初の犠牲者は、楽天家のゲルトであった。
……今宵、赤き月の元、悲劇の幕はあがる。
最初の襲撃者が出た翌日は、まだ村には緊迫した雰囲気はなかった。
だが話し合いと対策は必要だ。前日勇敢にまとめ役に手を挙げた村娘が村を導く事となる。
本当に人狼などいるのか?周囲の顔を見回しても、よく知った仲間ばかり。
信じたくはない、そんな心が皆の中にはあったろう。だが、人狼の芽は摘まねばならない。
森で寝過ごし、アリバイのなかった羊飼いの少女が、その夜処刑された。
だが翌日事態はさらに深刻となる。
年端もいかぬ、だが聡明であった少女が惨殺死体となって発見された。
なぜ彼女が襲われなければならなかったのか。村は悲壮な空気に包まれる。
2人の占い師が名乗りを挙げる。農夫と神父。はたして彼らを信じていいのか。
続いて襲われたのは、斧を背負い村に激を飛ばしつづけた頼もしい木こりだった。
現れた霊能者は緑の旅人ただ1人。姿を掴むことが出来ない人狼の影に村は疑心暗鬼を募らせる。
占い師の結果は同じくパン屋が人間である事を証明し、未だ真偽の判別がつかない。
夜半を過ぎて姿をくらました村長が、疑惑の目を向けられ、その夜処刑された。
占い師の1人・農夫殺害。村に衝撃が走る。
残った占い師・神父が出した占い結果は、地雷となって炸裂した。
彼はおそらく本物ではないだろう。だが人狼なのか狂った人間なのかは判らない。
霊能者の出した霊視結果は、村長が人狼であるという。村は揺れる。
突然現れた人狼の輪郭に怯えながら、残された占い師・神父がその夜処刑された。
もう村に香ばしいつもの匂いが漂うことはない。
パン屋の青年が無残なバラバラ死体となって発見された。
おそらく偽者であるはずの神父の霊視結果は、人間。
もはや何も信じられなくなった村人は、たった一人の霊能者をその夜処刑した。
心優しかったならず者が人狼の次の獲物だった。
今や残された村人は5人。その中に何人の人狼がいるのかすらわからない。
明るく陽気な歌声もざわめきも、もう聞こえはしない。
能力者もいなくなった今、人狼を判断する為の手段は何も残されてはいなかった。
世の中を見知った女将と、凛として意見を述べる青年の前に、なすすべもなく少年散る。
惨劇は、終わってはいなかった。村を支え続けた村娘が襲撃された。
1人残された共有者の前に、村人2人。どちらかが最後の人狼なのは間違いなかった。
そして運命の決定は下された。滅び去るのは村か、人狼か。
やがて夜が明ける。
濃霧に包まれた大陸に、ゆっくりと陽が登る。判決の朝日が。
おすすめのポイントを書きましょう。
配役 | 参加者 | 生死 | 役職 | 備考 |
---|---|---|---|---|
楽天家 ゲルト | master | 死亡 | 村人 | 大陸国王。濃霧の国を治めきった |
木こり トーマス | Semimaru | 死亡 | 村人 | 白い心を持つ乙女で「♪」だった |
青年 ヨアヒム | miru_m | 死亡 | 村人 | 料理の好きな凛とした青年だったが職業は未定だった |
羊飼い カタリナ | Mito | 死亡 | 村人 | 森で寝過ごしたのんびりした少女だった |
少女 リーザ | Feder | 死亡 | 霊能者 | 聡明で何かを秘めた少女だった |
村娘 パメラ | ankokumen | 死亡 | 村人 | お酒の好きな弾けた娘だった |
神父 ジムゾン | morry | 死亡 | 人狼 | 風に歌い森に生き鳩を喰う神父だった |
農夫 ヤコブ | ドルドルQ | 死亡 | 占い師 | 一途に村娘を愛した口数の多い農夫だった |
パン屋 オットー | z-r | 死亡 | 村人 | 毎日忙しく創作パンを焼き続けるパン屋だった |
村長 ヴァルター | fzzz | 死亡 | 狩人 | 村人の要求に翻弄される村長だった |
旅人 ニコラス | }{ime | 死亡 | 狂人 | 白い犬を連れた陽気な旅人だった |
少年 ペーター | cotatu | 死亡 | 人狼 | 小学校は主席でも世間に負けた少年だった |
宿屋の女主人 レジーナ | poxnoid | 生存 | 人狼 | 皆の目に映る姿は皮で本体は右手だった |
老人 モーリッツ | gogotexi | 死亡 | 村人 | リーザのかいがいしい執事だった |
ならず者 ディーター | orie | 死亡 | 共有者 | ネコを愛するウッカリ屋さんだった |
行商人 アルビン | funi_momo | 死亡 | 共有者 | マジカルに飛ばしまくるお盛んな商人だった |
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