戦略考察:44村

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人人人狂狼狼狼で勝利している44村の考察

パターンの一つですが、人人人狂狼狼狼という状況は全ての状況がわかっていれば本来詰みです。しかし実際にはそう簡単には詰まないでしょう。

いえ、人狼三人が生存している狂人が誰かを特定できている場合は詰み状態です。実際に44村で狼三人が「わおーん」と一斉に発言、自分達が人狼である事をアピールし、その後狂人のCOがあって勝敗が誰の目にも明らかになりました

この「確信」はあくまでもゲームの流れとその中の会話で確信できたものなので、すべての場合において「人狼の勝ち」とはいえないですよね。そしてその「確信」も完全情報からのものではないので、間違えている可能性は常にあります。44村は人狼が運良く賭けに勝った状態だと思われますが

44村の場合、本物の占い師が嘘をついた可能性、人狼,狂人,本物の占い師,共有者以外が占い師だとCOした挙句に誰かを狼と判定した可能性を考慮した場合は、たしかに完全ではありません。そのような状況を考慮しなければいけないなら戦略もクソも無いと思うのですが

44村を分析しました。
3日目開始の時点で真占い師が殺害され、偽占い師coがなぜか生き残ったままと言う不可解な状況になっています。そんな流れで、6日目に詰んでますね。
この状況になった決定打がどこかをちょっと調べてみました。

  • 狂人(パメラ)と村人(村長)の偽占い師co。
  • そして村長の偽物でした宣言という戦略。
  • それによって真占い師coのタイミングが失われたこと。
  • 3日目ステルス真占い師の殺害。占い師であったのは運。ただし占い師の発言は人狼に不利気味だった。
  • 4日目ステルス真霊能者の殺害。霊能者であったのは運。ただし霊能者の発言は人狼に不利気味だった。
  • 4日目。パメラの絶妙の「黒」発言。しかも相手は人間。
  • 4日目。パメラによって高い確信による人狼サイドの狂人の確認。
  • 5日目。村人側はパメラを処刑投票対象にできなかった。
  • 6日目。人狼coにより狂人coの誘導。以上で「詰み」

人狼の一番の勝因は、狂人パメラの見事な RP でしょう。偽占い師coで見事に信用を得てしまっています。もう見事の一言。
次点に、殺害対象が「真占い師」「真霊能者」と、狂人偽占い師coであることを見抜くための情報提供者が居なくなってしまいました。信用されるかされないかはともかく、情報を出すのは重要です。
最後に、5日目の処刑投票対象が、偽占い師宣言を行った村長になったこと。

いくつかキーになったと考えられるものを。

  • 村長の村人の偽占い師coと非占い師宣言による混乱。狂人偽占い師coとあわせて、真占い師が出づらい雰囲気を作り出してしまった。
  • おまけに村長は発言の信頼を失ってしまった。
  • 5日目。
    • この信頼の結果が如実に出ていると思われるのが、5日目の村長とディーターのやりとり。特にディーターの現在状況の推測は狂人パメラが真占い師であった場合と言うものに強く依存している。
    • 黒偽占いされたものが殺されたにも関わらず、狂人偽占い師が人狼に殺されなかったのを、「人狼を一人いけにえにする戦略を人狼側が取ったと村人側に思わせた」手腕。なお、パメラ自身が黒判定を出したにも関わらず殺されていないを疑問視している>午後9時2分。
    • また、情報提供者が早めに死んだために情報が乏しく、この時点になってもまだ「真占い師」や「真霊能者」のco が無いのはなぜか?のような推測に終始するしかなかったこと。

おそらくこの5日目が村人側の最後のチャンスでしょう。狂人を吊るだけの情報は出ていると考えられます。実際にディーターの午前0時17分頃の発言は、まさにその怪しさを突いている。
しかし、それ以上に村長がまずかった。信頼を思いっきり失う行動を起こしているため、村長が黒では無いか?と言う人狼の誘導、モーリッツ午前0時30分の信頼性の方が表では高い。
ここが分水嶺だと考えました。

村人は前半、中盤での騙りcoはあまり良い手ではない。これが見事に出たと思われます。
ほとんどの村人が「セオリー」を基準に考えていますが、その村人の中で一人「セオリーを外した」行動をしてしまった状況になっています。特に2日目で偽coをさっさとばらした事で、胡散臭さを人狼に使われることになっています。

これによって、6日目で人狼を吊るチャンスを逃してしまっています。

ここまでの「前振り」があって、6日目の「人人人狂狼狼狼」が作られました。
狂人は偽占い師coをしていて、その上村人の信頼をある程度得ています。
それを見破る情報源となりうる「占い師」と「霊媒師」を運良く2、3日目で殺害することが出来ました。この偶然が無ければ、この状況にはなりません。

さて、ここから「戦略考察」を現実状況に当てはめて考えて、最善手戦略を考えて行くことになります。
人狼にとっても、狂人にとっても、お互いに「確定」で生き残っているとは6日目の時点では考えていません。そして、狂人は誰が人狼かも5日目終了時点ではわかっていません(6日目投票を人狼に入れているし、5日目終了付近の独り言などを見ていても確認できる)
人狼側は、狂人パメラであるとかなり確信していますが、これも本物の占い師が嘘をついた可能性、人狼,狂人,本物の占い師,共有者以外が占い師だとCOした挙句に誰かを狼と判定した可能性を考慮した場合は「確定」ではありません。5日目午後8時16分、6日目午後8時13分など、「人間黒判定」で「かなりの確信度で狂人であろう」とは考えているのですが、「狂人に間違いない」ではないのです。

ここで「人人人狂狼狼狼」の最適化戦略を考えてみます。
この場合、狼が3人生き残っていることを「狂人」に確信させれば、ほぼ勝ちです。しかし「狂人」が生き残っているかはわかりません。
したがって、「狂人が生き残っている」と仮定して人狼coを行うのは、博打になります。この場合、博打coを行うより人間の処刑対象を散らすように説得を行い、その尻馬に乗るのが一番でしょう。
この選択を取っているのが38村です。もっとも、こちらは細かく検証してないので、人狼coせずに完全勝利だけしか確認してないですが。

しかし、44村の場合、人狼から見てほぼ確実に狂人と思える人物がいました。
不安定な説得と、狂人であることとを天秤にかけるだけの状況がそろえられたわけです。
そこで人狼側は「狂人」を「確信」(本物の占い師が嘘をついた可能性、人狼,狂人,本物の占い師,共有者以外が占い師だとCOした挙句に誰かを狼と判定した可能性を考慮した場合は確定ではない)して人狼co作戦を選択しました。しかしあくまでも「確信」です。もしも外した場合を考え、それでも勝てる戦略をもきちんと考慮しています「午後1時51分」。ここが完全でない時の戦略です。
それだけの戦略をきちんと練った上で、勝てる確信の高いとコンセンサスの取れた戦略を取っています。
唯一問題だと思うのは、3人ほぼ同時に人狼coしていて、狂人と思わせるのは非常に難しいだろうと言うところでしょうか。たぶん、この博打に負けていた場合は、3日かけてひとりずつ処刑だったと思われます。

はっきりいいますが、戦略考察はそこまで至った「状況」をほとんど考えないままに、考えられるゲーム木の枝のどれをどう選択するべきか、のような思考実験です。前提条件を考慮すれば、戦略考察そのままは決して使えるものではありません。
しかし、戦略考察は無意味だとは思いません。それは、戦略考察で削除する枝、残す枝の考え方に意味があるからです。前提条件を変えて同じ枝を当てはめた場合、当然出てくる答えは変わってきます。それが当然です。

ここで考えるもの、そのままを当てはめるのは、セオリーを100% 信用した挙句に挙げ足を取られるようなものです。戦略考察は考え方の楽をするためのもので、実際のゲームでは道筋だけを利用するくらいで終わるものじゃないですかね。

そして、その道筋が多くの場合に有用(統計的確率論)であれば、セオリーに移すなどでよいと思います。

しかし……44村、確かに「そう考えるのが一番しっくりくる」というcoなので村人降参状態ですけど、人狼co時点でも、狂人coの時点でも「自称」でしかないんですよね。だから、実はこれも「確定」ではなく「負けの確信」まででしかない。エピローグになってはじめて「確定」です。
そういう状況なので一応、人間全員村人だと考えて投票をあわせておけよと思ってみたりしてます。

考えがつまった場合は発想の逆転です。何も騙すのは人狼側の専売特許ではありません。狂人を味方につければ村人にも勝機はあるのでは。例えば、人狼達がCOをしたところで村人達も全員人狼だとCOすればどちらが本物の人狼なのか狂人にはわからないでしょう。あとはどれだけ狂人に人狼だと思わせるかの勝負。ただ村人側は後出しCOであるのと相談できないのでかなり難しいとは思います。

[追記]よく考えてみたら、ここから村人が勝つには狩人が生き残っていなければなりませんね。狩人が居ない、或いは狩人が防衛に失敗した場合は例え狂人を仲間に引き入れても襲撃された人物からどちらが本物の人狼かバレますね。逆に狩人が防衛に成功し、人狼に狂人が投票するように仕向ければ[人人人狂狼狼]となるので勝算が出てきます。

村人側3人が人狼を騙り、仮に狂人がどちらが本物の人狼かわからない場合は自分(狂人)を吊れと主張するのではないでしょうか? 仮に狩人が生き残っていて襲撃を防ぐ事ができても、[人人人狼狼狼]となって人狼側の勝ちになりますから。

ログ読んでみました。村長の行動は確かに変わったものですが、理解不能というほどではないと思います。それより、偽占い師COが発生しているにも関わらず真占い師がステルスしたことのほうがよくわかりません。村長が占い師CO取り下げてもう片方に信用が集まりだしたのを見てなお、ステルスを続けたのは無謀ではないでしょうか。どちらかというとこちらが最大の敗因な気がします。

44村パメラ(狂人役)です。もし最終日レジーナが偽狂人COした場合、私も同様に狂人COしたと思います。また人狼3人を絞り込むことができていなかったためもし人狼COがなければ私はきっと自分が処刑されるようにしむけていたと思います。