占霊の構成はいくつかの型に分けられる。それぞれのパターンの特徴を掴むことで状況に応じた動きが可能になる。
構成は狼側の意思が反映されやすいため、解説でもやや狼側に寄った視点で記述してある。
霊は確定。多くの場合占い師騙りは狂人となる。少人数村では一般的な形。
パンダが出た場合、霊判定によって占い師の真偽が判明してしまう為、狼側は長期の勝負はできない。
よって、狼側は早期に占い師候補or霊能者の襲撃を狙う事になる。
狼側から出す騙りが1名のみなので、襲撃に成功した場合狼が逃げ切りやすくなっている。
反面襲撃に失敗し占霊が長く機能すると一気に村側が攻勢に回る。
狩人の読み、村人達の情報収集がはたらいてくる。
襲撃が通るかどうかで大勢が早期に決まるスピード感のあるパターン。
(狼)
(狂人)
ほとんどの場合で占い師候補は真狂狼の組み合わせ。
村人騙りや共有者占い師騙りが増えてきたため、基本形になりつつある。
占霊候補の早期襲撃をより確実にするため、また占い師確定を防止するためにできる構成。
占い師候補が1名多いため、狩人の護衛はより困難になっている。
霊能者を襲えた場合、2人占い師騙りがいるため、より多くの可能性の枝を増やすことができる。
しかし、狼からも1名騙りに割いているため、仮に襲撃が通っても追う余地が残りやすくなっている。
各能力者に狼・狂人が1名ずつ。
狂人も囁けるC国では一般的な形。
霊能者に騙りを置いているため、パンダに霊能判定が出ても勝負の余地がある。
狼側は占い師候補の早期襲撃と対抗ライン潰しのどちらかを選択することが出来る。
村側もラインを決め打つか、能力者をローラーするか選択できる。霊能者のみのローラーなど、調整の余地も広い。
両陣営にとって臨機応変に対応できる構成。
狼が騙っているので、辿る推理ができるのは占3霊1型同様。
また、狂人のミスで占い師を騙った狼が偽確定する可能性がある。
(狼)
(狼)
(狂人)
(狼)
(狂人)
いわゆる5CO。一時期流行ったが最近はあまり見られなくなった。
占い師に狼狂、霊能者に狼という構成が主。
霊能者2名を先にローラーし、その間灰を占いで狭めて行くというのが村のセオリー。
占霊5名のローラーを完遂する場合、村側はステルス狼を吊るのに1度しかミスできない。
またステルス狼は3名揃った占い3回と戦い、吊り2回から逃れなければならない。
長期戦になりやすく手数計算を常に意識しなければいけない構成。突然死があると狼側に有利に傾きやすい。
全体的には狼側の勝率が低く、最近は回避COの結果生じた場合くらいしかない。