初心者向けの狂人講座

本当に初心者向けです。狂人経験豊富な人は適宜追加・修正してもらえるとうれしいです。
基本知識とあわせてご覧ください。特殊な用語は用語集に載っています。

システム

11人以上の村には狂人が現れます。
占い・霊能結果は人間と出ますが、人狼側の人間なのです。
人狼の勝利が狂人の勝利となります。狂人人狼は、お互いに正体を知りません。(囁くことも不可能です)
C国でのみ、囁きで人狼との対話ができます。

心得

  • 狂っても理性は失わなずにいましょう。最も恐ろしいのは理性を伴う狂気です。

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特徴

  • 情報量が少ない
    • 特殊な役職でありながら、システム的に入ってくる情報は村人となんら変わりません。立場上分かってくることもありますが、少ない情報から偽判定などの重要な事項を決めなければなりません。
    • ひとつだけはっきりと分かることは「自分以外に狂人はいない」ということです。狂人のような動きをしている人がいても、その人は村人(能力者を含む)か人狼のどちらかです。

戦術

共通

狼側の戦い方は大きく分けて2つあります。

  1. 可能性の枝を増やし真実を紛れさせる戦い方
  2. 真実を誤認させ誤った方向に村を動かす戦い方
    1は「葉を森に隠す」という考え方で、2はよく言われるミスリードです。

狼は両者をその都度選んで、または同時に使いますが
(例:確定霊能者を襲撃した場合。霊能判定で消せるはずだった可能性を残すのが1の効果。「確定霊能者が襲われたということはあいつが怪しい!」と疑いを擦り付けるのは2の効果であり、1つの行動から複数の効果が生じます。)

C国以外の狂人は基本的に狼が誰か分からず、従ってどう誘導すればいいのか分からないため2は使うことができません。そこで狂人は序盤は1の方法で狼を支援することになります。騙りはその典型的な例で、能力者候補が1人増えることによって村はより多くの可能性を考えなければならなくなります。

日が進んでいけば、対抗の判定などによって追々情報が増えていき、出来る範囲で2も使っていけるようになるでしょう。

※「狂人は吊られるのも(あるいは「が」)仕事」という言葉も耳にしますが、本当はただで吊られてはいけません。
確かに吊り一手を費やさせる事ができますが、狂人に求められているのはそれ以上の成果です。吊られるにしても、それ相応の見返りがくるよう動いてからになるよう努力しましょう。

能力者騙りする場合

能力者騙りも参考にしてください。
→騙りの配置に関しては占霊構成の型を参照ください

C国狂人は、占い師/霊能者のどちらを騙るか、また騙らないで潜伏するか等、人狼とよく相談して決めましょう。
霊能者ローラーを視野に入れるなら霊能者を、早期の占い機能破壊を狙ったり占い師確定の芽を確実に摘むなら占い師を騙ることが多いようです。

以下に示すのはC国以外での考え方です。

占い師騙り

  • アピールの意味も含め、初心者狂人は占い師を騙るのが無難と言えるでしょう。
  • 霊能者と違い、占い師は絶対に確定させてはなりません。
  • 狂人が騙ることで、とりあえずは「狼も狂人も相手が騙ると思ってCOせず、占い師確定」という事故を防ぐことが出来ます。
    また、狂人と狼、双方が占い師を騙って3COになっても十分戦えるので、占い師騙り自体が悪手となるケースはまれでしょう。
  • COするタイミングは真占い師と同じで問題ありません。村の方針に従いCOすれば間違いありません。(というより占狂両者に差異があってはばれてしまう)
  • 黒判定する際は潜伏共有者、狼の両方を避ける必要があるのでよく吟味しなければなりません。
    • ですが、白判定を出し続けるのも問題です。なぜなら真占と判定が同じであり続けると、狼から真占い師と誤認されて襲われてしまう事があるからです。

霊能者騙り

  • こちらは占い師騙りを狼に強制することになります。
  • 情報量の多い狼に占い師騙りを任せることができますが、連携が上手くいかないと勝負が破綻してしまいます。
    パンダ判定者を処刑したときに誤って真占い師と同じ判定をしてしまい、人狼の騙り占い師が偽確定してしまうのが典型的な例です。
  • 占い師候補のどちらが狼か見極められるよう常に観察しておきましょう。
  • また、要所で判定の発表順が後になれば事故はなくなりますので、信用は強い味方になります。(信用のない能力者から発表させるケースが多いため。同時発表に対しては無力ですが)

潜伏

あまり一般的ではない動き方です。
立場上他より優越した情報(能力者候補に狂人がいない、など)があるため、状況からミスリードする事ができる、という理屈から来ている戦術です。
ただ、狼は狂人の騙りを期待して動いている事が多く、万一占い師騙りに保険をかけなかったりした場合には深刻な事故が起きてしまいます。
実際にこれが成功した例もありますが「初心者向け講座」である以上詳しい言及は避けます。

詳しく知りたい方は→狂人ステルスをご覧ください。

読み

  • 狼達の所在・動き
  • (占い師騙りなら)潜伏共有者の所在

参考リンク

更に突き詰めたい方向けの狂人考察
devine:狂人戯言

コメント

コメントページを参照

  • 狂人が早い段階で占い師を騙る、という基本形がまずは定着しないと、その裏をかいた応用が利かないと思いますよ。 -- yosteinu? 2005-02-04 (金) 12:49
    • C国ではそれが基本形かもしれませんが、D国では「狂人霊騙り」の方が基本形に近いとおもいますよ。国によって戦術が違ってきて面白いですよね。 -- premier 2005-03-04 (金) 22:28
  • 一存でかなり改訂しました。偏った部分などがありましたら修正願います。 -- 2006-08-07 (月) 00:09
  • 狂人は、占い師を騙って、序盤の内に占判定を割るのが基本的な仕事だと思います。いろいろ考えすぎて判定を割らずに白確ばかり作ってしまったら、終盤に人狼側が動きが取れなくなります。誰に偽黒判定を出すかよりも、どの状況までに偽黒判定を出すかを意識した方が間違いないのでは? -- 2009-04-28 (火) 11:28