『タブラの狼』とは、人狼BBSにも紹介されているカードゲームの一つです。
参加者のうち1人がゲームマスターとなり、プレイヤーにはそれぞれ役割カードが配られます。
1つの大きな部屋に集まってプレイをするのですが、ゲームプレイに必要な最低人数が9人(うちゲームマスター1人)なので、なかなかプレイ出来ないかもしれません。
紹介ページ:http://ejf.cside.ne.jp/review/areyouawerewolf.html
ルール2版:http://www.davincigames.it/download/LupusInTabula_japanese_rules.zip
一番大きな違いは、言うまでもなく顔をつきあわせているか、いないかです。
相手の発言内容だけでなく、「どんな表情をして発言しているか」も重要な情報となりますし、小さい声で正論を言っても、誰かが大音量で言った戯れ言にかき消されてしまうかもしれません。
1ゲームのプレイ時間は40分〜90分と言ったところです。1日を昼と夜に分け、昼は公開討論およびリンチ(説明書に"リンチ"と書いてあります)が行われます。リンチはBBS版とは多少異なり、全員の公開投票で処刑候補者を2名(同数があった場合はそれ以上)に絞ります。その後候補者の短い自己弁明があった後、候補者以外の決選投票が行われます。
(※私たちがプレイする際は、省略して最も票を集めた人間を処刑するという簡易ルールを使用することが多いです)
夜は全員目をつぶり、ゲームマスターは各役割のプレイヤーを順番に読み上げます。呼ばれたプレイヤーは目を開け、喰い殺す対象を目配せで決定したり、ガードする対象を指さしたりします。
この間、プレイヤーは口を開くことは出来ません(しゃべったらばれてしまいますね)。狼は、相棒と会話ではなく、ジェスチャーでコミュニケーションしなければならないのです。あまり大きく動くと、衣擦れの音が命取りになりますのでご注意を。
10月30日
フリーメーソン入りでやりたいなぁ、と思っていたが、人数が集まらず10人でプレイ。
しかし、ボディーガードがいないことには村人の勝機が薄い、ということで考えなしにボディーガードを突っ込んでみました。そして、ついに村人初勝利!
狼は相談することが出来ないため、騙りをするのが難しそうですが、ボディーガードにおびえて真占い師を食えないと手詰まるので、やっぱり騙りはしないと駄目みたいです。あと、ボディーガードがいるだけで大分村人有利になるので、ボディーガードと狂人はセットで入れたいかな。
10月10日
この前の反省を生かして、さらに人数を集めて12人。
プレイヤーが11人になって初めてボディーガード(狩人)が登場します。
こうなると占い師のCO有り、狂人の霊騙りもあり、だいぶゲームらしくなってきました。しかし、どうしたことか占い師が狼をHIT出来ず、またも狼の3戦3勝。別に、当てづらいと言うことは無いと思うのですが。
10月2日
友人たちを総動員して9人かき集め、初プレイ。
プレイヤーが8人(1人はゲームマスター)しかいないため、村人5人、人狼2人、占い師1人という寂しい内訳。ボディーガード(狩人)がいないため、占い師は狼HITまでCO出来ず、1人を吊っても後1人は確定情報がないまま。と言うわけで、3戦やって狼の3勝。
まだプレイ履歴も浅いのに、こんなページを勝手に作ってしまいました。
カードゲームとBBSは、ほぼ同じゲームであるにもかかわらず全く別の動きを見せます。それがおもしろくて、このページを立ち上げてみました。お邪魔にならない程度に、ささやかに運営してゆくのでお目こぼししてやってください。
今後、カードゲーム版独自の戦術やリプレイっぽいものなどを追加していきたいと思っています。何かご意見があったらコメントをいただけると幸せです。
紹介したルールや役割はゲームストア・バネストさんの翻訳に沿っていますが、間違いなどがあった場合は全て私の責任です。つっこみが有りましたら、やっぱりコメントをいただけると反省します。
(文責:RO)