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セオリー

このゲームにおける基本的な考え方。「この場面ではこう」というような定石とは性格がことなる。

ノーマルなセオリーがバランスよく提示されているわけでは有りません。このページに書いていないセオリーが有効な場面も良くあります。(セオリーの追加編集募集)
セオリーは変化していくものであり、ここで提示されているセオリーには既に時代遅れになっているものもあります。注意してください。

最低限覚えておきたい流れ

COに対する非CO宣言と対抗CO
もっともポピュラーな戦術として、「占い師 又は 霊能者COに対し、他のメンバーは非CO(COした能力者"ではないこと")宣言か、対抗CO(COされた能力者の本物は自分であることをCOする)のどちらかを早々にする」というものがある。

これによって、「能力者が確定する」か、「数人のグループ内にいるのが能力者と狼陣営の騙りである事が確定する」事になる。狼陣営が状況に応じて能力者COすることを防ぐ事が出来き、また、考えられるパターンを大幅に減らす事が出来る。

但しこれは一つの考え方であり、時と場合により必ずしもこの方法が適切でないこともある。

基本

このゲームは「推理」ゲームでもあるが、「説得」ゲームでもある
どんなに正しい推理を展開していてもそれが皆に信用されなければ意味がありません。
皆がうなずけるような根拠を提示し、自分の推理が受け入れられるよう努力しましょう。
確率論は絶対ではない
非常に限られた条件でしか成立しない推理であっても、賭けに出た人狼が成功したのかもしれません。「確率的にわずかしかないから考慮をしない」という考え方は負けに直結することもあります。全ての可能性について推理する事が大切です。
しかしながら、毎度毎度全ての可能性について考えていてはやってられないと言うのもまた事実です。結局は何を信じるか自分で判断する必要があるでしょう。
詳細は戦略考察:確率論が何故セオリーとして使えないのか?にて
セオリーは絶対ではない
セオリーは絶対ではありませんし、いつもいつもセオリー通りに方針を決めていけば、セオリーの裏をかく狼や狂人に容易に食い物にされてしまうでしょう。セオリーに反している意見をいったから狼だ、と判断するのは早計です。(むしろ、狼は自分に有利なセオリーを推していくパターンが多い)
セオリーから外れているからといって、それはマナー違反でもルール違反でもありません。新しい作戦を実行したり、誰もやったことのない(やろうと考えないこと)ことをプレイしたり、また新しいセオリーを作っていったりするのも人狼BBSの楽しみの一つです。
ただし、セオリーから外れた行動を取るのであれば、それにどういう意味があるのか、そういう風に有利不利な点があるのか、どういう風に勝ちにつながるのかなどについて、他の参加者に説明したほうがよいでしょう。意味も説明もなく、セオリーから外れた行動を取るのは、勝利に反した行動だと思われ、混乱を招きます。

村人

勝利に反する行動を取らない≒狼・狂であると思われないように行動する
村人(能力者を含む)の行動は勝利のための行動であるべきです。ただし、実際には雑談やRPなどゲーム上意味のない行動もありますが、少なくとも村人は「村の勝利に反する行動を取らない」ことを守ってください。少なくとも、推理の大前提として「村人は村の勝利のために行動を行ない、狼狂は村が敗北するための行動を取る」というものがあります。
(自分が)面白いから(あるいは面白くないから)といった個人的な理由で、村の勝利に反した行動を取ることは絶対に避けてください。村人が狼・狂であると誤解されることは村にとって大きな敗北要因です。
ただの村人は勝手に騙りをしてはいけない
上記「狼・狂であると思われないように行動する」とも関連します。
ごく限られた場合を除いて村人が能力者を騙るべきではありません。
村人は「(16人の場合)狼は3匹、狂人は一人、占い師は一人、霊能者は一人、狩人は一人」と言うことを推理の大前提としています。一人の村人が能力者だと嘘をついただけで村人全員の推理を狂わせ、ゲーム自体をぶち壊しにする事もあり得ます。
ただの村人が独断で画期的な作戦を決行しても、他の村人からは人狼や狂人と区別が出来ません。村人は村の勝利のために行動しなければならないと言う事はゲームをプレイする上で最低限のセオリーです。村人の勝手な行動は人狼だけでなく村人も混乱させる事を忘れてはいけません。村側には村人の騙りがいることはわかりませんが、狼側にだけ村側の騙りがいることがわかっている場合が多いです。(例:狼が占い師騙りをせずに占い師3COになった場合、村人にはその内訳が真狂狼に見えるが、狼からは真狂村に見える)酷い場合にはゲームが台無しになる事も…
ただし、ゲーム終盤に客観的に考えて村人が騙りをすることが勝利に繋がる場合は例外です。
例外の例) 村狂狼 の組み合わせの時に村人が「私が人狼だ」と騙る事で狂人を味方につけ、狼を吊る事が期待できます。
(補足)真占い師を確定させるために、序盤に村人が占い師を騙るケースもあるようです。しかし、この場合もその日のうちにCOを撤回するのがよいでしょう。村人騙りも参照して下さい。
安易に白黒(または真贋)を決め付けない
100%確定していない状況では両方の可能性を考慮するようにしましょう、思い込みで行動するのは危険です。中盤以降では誰を信じるか賭ける必要が出てきますが、序盤は残された時間が多いのですからどちらでも対応出来るよう行動しましょう。
  • 占い師候補は例え人狼判定を受けていてもすぐには吊らない
    4日目までは村は負けることは無いのですから、占い師COした人物に人狼疑惑が出たとしてもあわてて吊る必要はありません。占い師は本物であれ偽者であれ村人に貴重な情報をもたらしてくれます。「もし本当に狼だったら明日で負ける」と言うギリギリまで残しておきましょう。
  • 人狼判定された人物は吊る
    真占い師と偽占い師、見分けが付かない以上どちらが本物であっても大丈夫なように行動しなくてはなりません。両占い師が出した黒判定者を公平に吊っておかないと見当が外れた場合大変な事になります。
根拠のない推理を過信しすぎない
客観的な事実から導き出された推理ならともかく、根拠のない推理は参考になりません。これは共有者でも他の能力者でも同じことです。共有者は自分が村人確定であることを証明できるだけの存在であり、特別な推理力や洞察力を得るわけではありません。占い師も占った人の白黒が分かる以外は村人と同じ性能です。誰かが推理を述べた時は、その根拠と結論までの筋道を吟味して判断するよう心がけましょう。
印象や発言態度、発言数をあてにしすぎない 

狼や狂人が信頼を得るために行動するのはむしろ当然です。信頼できそうな人物だから信頼する、というのでは騙り能力者の思うつぼでしょう。印象、態度、反応などは狼や狂人はリスクなく演技できるものですから、それらを過信して推理を惑わされないようにしましょう。
印象や態度より占い・吊り希望や方針希望、発言数よりも発言内容を重視して推理しましょう。
先入観に頼らない
狼や狂人にはいろんなタイプがいます。また、客観的に見ればあきらかな悪手をとってしまう場合もあります。セオリーの裏をかいてくる場合も珍しくありません。「狼は〜みたいな行動は取るわけがない」とか「真○○なら必ず〜するはずだ」「初心者は村人っぽい」という先入観や思いこみは危険です。そういったものは推理の材料のひとつにすぎません。いろんな推理材料を元に様々な可能性を考えましょう。
誰を信じるのかではなく、何を信じるのかが重要
確定した事実のみを信じると言うのも一つのスタンスです。本物だと確定した能力者、または白確定共有者であっても正しい推理をするとは限りません。つまり、いかに信用出来る人物の発言であっても根拠の薄い推理からくる発言を盲信する必要はありません。
吊り対象はあらかじめ議論でまとめておく
人狼が連携すると3票を動かす事が出来ますから、投票が割れると人狼側有利に働く事が多いです。投票先から人狼の見当が付くと言う考え方もありますが、怪しい人物が複数人いる場合はそれすら難しいでしょう。人狼に能力者COをする暇を与えずに吊れる可能性がありますが、それは本物の能力者でも同じ事なのでやはりお勧め出来ません。
初日の占い対象はあらかじめ議論でまとめておく
初日は占い対象が襲われる事がなく、占い師も確実に生きています。例えば「議論で決められた対象が白の場合、占い師はCOしない」と決めておけば一通り全員が発言した時点でその人が白であると確定させる事が出来ます。もし誰を占うかを占い師に任せた場合はこの確定白が得られません。
序盤の議論は占い対象を、中盤以降は吊り対象を重点的に議論する
誰を占うかより誰を吊るかの方が重要に思えますが、4日目までの吊りは能力者さえ吊らなければ毎度村人を吊ってもまだ村人側は負けません。それに序盤は吊り対象を議論しようとしてもその材料が乏しいので思うようにすすみません。まずは占い対象を議論していくのがいいでしょう。
村人側から勝負をしかけない
真占い師がCOして占いを続けており、それを狩人が守り続けているうちは村人側が圧倒的に有利と言われています。村人側から賭けに出る必要はあまり無いのかも。
ただの村人は吊り対象になった時に強く反論しない
吊りを最も嫌がるのは人狼です。逆にただの村人は3人吊られても負けないので無理に回避する必要はありません。下手に吊りを避けようとあがくと、偽霊能者に良い様に利用されてしまうかも。間違っても偽能力者COなどしてはいけません。
安易な自分吊り提案をしない
能力者は基本的に自分から吊ってくれとは言いませんから、人狼側はその人物がただの村人であると知る事が出来ます。つまり人狼側に能力者を絞り込む情報を与えている事になります。議論について行けないから、推理が間違っていたから、と言って自分を吊るよう提案するのは控えましょう。村人が吊られるということは、敗北に一歩近づくと言うことです。
「更新時間直前なのに吊り先が揺れている」「自分が占われて黒白判定が別れ、自分が吊られることで霊能者の判定を推理材料にできる」などといった場合に自分吊りを提案するのは例外であり、この場合は村にとって有益な行動でしょう。
対立したCOは狂人か人狼しかいない
村人は村の勝利のためにしか行動しない(してはならない)のですからこれは当然です。
ただしこれは先にCOした方が本物だという意味ではありません。人狼か狂人の偽COに対して、本物の能力者が対抗COすることは多々あります。
確定しない能力者は残さない
本物だと確定していない占い師や霊能者は人狼か狂人の可能性が残されています。もし生き残っている能力者が信頼できそうでも、念のため中盤以降に吊った方が安全です。
ただし、安全策を常に取っていると、終盤でグレーを吊る手数が足らなくなることもあります。両吊り、全吊りは手数的に損になる場合もあります。能力者の真贋判定が推理で行えるなら、グレーローラーが有効な場合もあります。
また、狩人がどちらかの占い師を襲撃から守った場合など細かな例外がありますのでその辺は臨機応変にいきましょう。
寡黙な人物・初心者っぽい人物は灰のまま残さない(早めに占うか吊る)
寡黙な人物や、初心者っぽい人物は発言から白か黒か判断しにくく、終盤まで灰のまま残してしまうと判断に苦しみます。(狼だったら寡黙にならず少しは喋るはず……という推理をする人もいますが、その裏をかいた寡黙狼もいますし、実際に忙しくて発言できない狼や不慣れで寡黙になってしまう狼もいます)
また、寡黙な人物や不慣れな人物が灰のまま残ってしまうと、終盤にスケープゴートにされやすくなります。
発言の多い人物・目立つ人物は終盤に発言から判断し、判断しづらい人物に占い・吊りを使うのがセオリーです。

人狼

人狼は完璧に占い師・霊能者を演じられる
人狼は村人の誰が人間かを知っているので占い師も霊能者も完璧に騙る(正しい判定を出す)ことが出来ます。
臆すことなく堂々と能力者を演じましょう。
その日誰を襲うか、自分たちの作戦を考慮して序盤から積極的に考える
積極的に能力者COを行わない場合、真占い師の存在は脅威ですから食えそうな時に食っておきましょう。発言内容などから狩人が誰かを推理し、襲っておくのもいいでしょう。
グレーの中に主力の人狼がいる場合は、確定白を襲って極力グレーを削らないようにする事も考慮にいれなくてはなりません。
お互いを疑い合っている村人や皆から疑われている村人は、食わずに残しておく事で自分が吊られる危険を下げる事が出来ます、利用しましょう。
偶数スタートの村では、一度までは狩人に襲撃を撃退されても構わない
フルメンバーが参加した16人村を初めとする偶数スタート村では、狩人に1回襲撃を撃退されても、決着までの日数はGJなしの場合と変わりません(16人村では8日目)。一方15人村などの奇数スタート村では、GJが1回あるだけで最終日が1日延びます(15人村では7日目が8日目に延長)。つまり偶数スタート村と奇数スタート村ではGJ1回の持つ価値が全く異なるのです。
また16人村では「GJ1回・残り人狼1人」の状態で最終日の8日目に入った場合、残人数3人(=3択状況)が4人(=4択状況)になり、状況によってはむしろ人狼有利になります(これも偶数スタート村全般にあてはまります)。食い対象を決める際に冒険するか安全に行くかは、以上のポイントを踏まえて判断してください。

狂人

狂人の仕事は村人の推理に混乱をもたらす事
狂人は狼サイドの勝利へ向けて動きますが、誰が狼なのかは分かりません。よって、可能性の枝を増やす事で狼達に貢献するべきでしょう。
狂人は騙ってなんぼ
狂人が働くのに1番手っ取り早い方法は能力者を騙ること。単純に枝の数を増やす事がますし、立場上、灰でいるよりも情報が手に入りやすくなります(対抗が1人しかいなければ殆どの場合真ですし、その人物が狼判定した相手は狼です)。時間が経つにつれ、意識して狼を助けることができるようになっていくはずです。
狂っても理性は失くさずに
狂人だからといって、突拍子もない事をしたり騒ぎ立てたりすればいいわけではありません。理性ある狂人が1番村にとっては恐ろしいのです。
特に序盤は注意
序盤は情報が少ないが為に、狼にとってマイナスになる動きをしてしまう事もしばしば。誤って狼を追い詰めないよう、注意を払う事が必要です。
狂人は吊られるのも仕事
能力者を騙っているとき、信用を取ることばかりに気を取られて、真能力者と同じ判定ばかり出してしまう人がいます。これでは真能力者が2人いるのと同じです。可能性の枝を増やすには、適度なタイミングで偽判定を出す必要があります。
分かりやすい例として、村人に狼判定を出して処刑させ、その後で自分も吊られれば、吊り縄2回ぶんだけ人狼を生き延びさせることができます。

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